2025年9月16日火曜日

富士山YMCA通信 第24号

~笑顔・元気・つながろう富士山~
富士山YMCAサマーキャンプ特集

 2025年度の横浜YMCAサマーキャンプは、6月のYMCA保育園5歳児キャンプから始まり、健康教育部、オルタナティブ、アフタースクール、富士山YMCA主催キャンプ、8月末には、横浜・光州(韓国)・上海(中国)三都市ユースキャンプが開催されました。参加者数(参加した子どもたち、リーダー、スタッフ)578名が富士山の麓に大集合しました!今号では、富士山YMCAキャンプ・主催事業を中心にご報告させていただきます!


☆富士山YMCAに海外インターンがやってきた☆

 横浜YMCAでは、すべての活動でグローバルな視野を持ち、多文化共生社会を実現するための取り組みを進めています。この夏、富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジでは、台湾、アイルランド、インド、コロンビアから4名の海外インターンを受け入れました。

 活動は主に、キャンププログラムの指導、それぞれの国の文化紹介、歴史のお話、生活のサポートを行いました。子どもたちとの交流では、言葉や文化の違いを感じさせず、積極的に交流する姿が印象的でした。

 インターンの皆さんの感想は以下の通りです。「多様な背景の人びとと交流し、アイデアを出し合い協力することでYMCAの使命が強められると実感しました」「毎日が新しい発見と学びの連続でした」「帰国後は、この良い経験を皆に伝え、世界のYMCAと交流することを勧めていきます」
 富士山YMCAでは、年間を通して海外からのインターンやボランティアが活動できる環境の一歩目としての機会になりました!


☆高校生のパワーでキャンプが大盛り上がり
~ジュニアリーダーズキャンプ~

 高校生4名が、サマーキャンプを支え、盛り上げてくれました。今回のキャンプでは、「なしつつ学ぶ(Learning by Doing)」というYMCAキャンプが大切にしている学びの形を、同年代の仲間、大学生や社会人の先輩リーダー、そして子どもたちと共に体験することを目的としました。

 期間中は、いつも笑顔で、大きな声でキャンプソングを歌い、子どもたちに寄り添い活動を実践してくれました。参加した高校生からは「子どもたちの成長を間近に見られることに幸せを感じた」「誰かの喜ぶ顔が見られることが嬉しい」といった言葉が挙がりました。またキャンプで会いましょう!!


☆誰一人取り残さないことを考える☆
~富士山SDGsキャンプ~

 8月17日~21日、小学5年生~高校生を対象に「富士山YMCA SDGsキャンプ」を開催しました。株式会社ニソールさま、株式会社マクルウさまのご協力のもと、子どもたちが「植物発電」について学び、実際に設置を体験しました。子どもたちは「この技術で未来はどう変わるだろう?」と、ワクワクしながらアイデアを出し合いました。

 キャンプの振り返りでは、SDGsのキーワードである「誰一人取り残さない」ために必要なことについて考え、子どもたちからは「共感」「どこにいても心はつながっている」「人それぞれ違うのはいいこと」といった言葉が聞かれました。キャンプでの体験や仲間との交流から生まれた言葉は、大人もはっとさせられる深い学びとなりました。


【主催事業予告】

第84回ファミリーキャンプ「キャンプ入門~キャンプデビューを応援します!~」
11月8日(土)~9日(日)に行われます!
詳細は、ホームページをご参照ください!

2025年8月21日木曜日

グローバルプログラム実施報告

~ サマーキャンプで国際理解プログラム紹介~
 サマーキャンププログラムにおいて、ふたつのグローバルプログラムを開催しました。
【各国紹介】
 台湾、コロンビア、インド、アイルランドの、各国紹介を実施しました。子どもたちは、多くの質問を投げかけたり、楽しいダンスを踊ったり、有意義な時間を過ごすことができました!
~けいけいさん(台湾)~
 簡単な中国語やおいしい食べ物を紹介してくれました。今回の4か国の中では、1番近い台湾に「いってみたい!」と声が上がっていました。

~カロリーナさん(コロンビア)~

 SDGs15「陸の豊かさも守ろう」についてや日本や世界の生物多様性について関心をもつことが大切。また、自分自身の行動として「フェアトレードの商品を買う」「生物多様性を大切にしている団体や、イベントに参加する」なども挙げていました。

~ジェニさん(インド)~

 子どもたちが盛り上がったのが、インドのニュースポーツ「コーコー」(Kho kho)というものです。インドバージョンのカバディ的な競技~相手に触られないようにかわして両端の白い棒にタッチする競技です。

~マシューさん(アイルランド)~
 アイルランドの分断の歴史と平和について、平和を作るための「共感」の大切さをお話ししてくれました。子どもたちからは「アイルランドの内戦・紛争について聞いて、つい最近まで戦争をしていたことを知って、いまもウクライナで戦争をしているけれども、そのことを身近なことだと捉えなきゃいけない」という声がありました。

【グローバルクッキング】
 「世界の国からいただきます!」SDGsキャンプでは、コロンビア、インド、アイルランド、そして子供たちが日本料理をクッキングしました。

 カロリーナさんは、コロンビアの朝食メニューを紹介してくれました。子どもたちには、チーズが入った卵焼きが人気でしたね。

 ジェニさんは、「カレー」ではないことに、子どもたちは驚いていましたが、朝から仕込んで「ビリヤニ」を作ってくれました。少々から辛かったようですが、ヨーグルトをかけるとまろやかな味に変わりました。

 マシューさんは「フィフティンーズ」というお菓子を紹介してくれました。マシュマロ、ビスケット、ココナッツを使うので、とても甘くておいしかったですね。


 日本からは「手作りうどん、天ぷらぜんざい、お汁粉、白玉」を紹介しました。みんなで協力したからこそできる大満足のランチタイムとなりました。

富士山YMCA 金井

2025年8月14日木曜日

けいけいリーダー謝謝~再見!

~けいけいリーダー1か月ありがとうございました~

 7月15日から8月14日まで、台湾から学生ボランティアが富士山YMCAに滞在していした。「ICCPJ」(International Camp Counselor Program Japan)というプログラムで、日本語・日本文化と組織キャンプについての学びをボランティアを通して行う活動です。
YMCA保育園の富士山ハイクからスタートしました!
 YMCAサマーキャンプスタート~子どもたちの前で注意事項を伝えてくれました!日本語もどんどん上達しましたね!
 いつも元気いっぱいの、けいけいリーダーは、子どもたちからも大人気!お見送りのときには、涙する姿も・・・

 台湾の紹介~日本に来る前から準備をしてくれ、地図を使って分かりやすく説明してくれたり、挨拶、台湾フード、ダンスなどを紹介してくれました!

 お休みの日には、いろいろ調べて日本観光に出かけました。富士山YMCA付近の富士宮や忍野八海、箱根、三島、浅草など、日本の文化を学んだり、食を楽しんだり、お休みも日本を大満喫の様子でした!

 今回は、けいけいさんの他に海外ボランティアが3名(アイルランド、インド、コロンビア)活動をしていました。けいけいさんは、通訳を担ってくれる時もありましたね。

 活動の最後は、横浜YMCAもう一つのグローバル・エコ・ヴィレッジ「三浦YMCA」見学及びマリンプログラム体験を行いました。
 1か月本当にありがとうございました~子どもたちのキャンプと同じく、けいけいさんにとっても実り多き1か月になっていましたら幸いです。また、再会しましょう~謝謝~再見!横浜YMCAを故郷と思って、いつでも帰ってきてくださいね!
笑顔・元気・つながろう富士山
富士山YMCA金井・三上・スタッフ・リーダー一同





2025年8月11日月曜日

富士山YMCAテント村

今夏、富士山YMCAのサマーキャンプでは、「アウトドアキャンプ」と「アドベンチャーキャンプ」において、子どもたちが自らテントを設営し、宿泊しました。

グループの仲間と力を合わせて生活の拠点となるテントを組み立て、普段の部屋よりも小さな空間で寝袋にくるまって眠る――そんな日常とは異なる体験が、キャンプで大切にしている「グループワーク」の学びを深めます。


そして何より、夜、ひとつのランタンの灯りを囲みながら、その日の出来事を語り合う時間は、きっと心に残る大切な思い出になったことでしょう。

なお使用しているテントは日本宝くじ協会からの助成によるものです。心より感謝いたします。

富士山YMCA 金井


2025年8月7日木曜日

台湾紹介プログラム開催

~台湾からの留学生が大活躍!~
 7月15日から8月14日まで、台湾から学生ボランティアが富士山YMCAに滞在しています。「ICCPJ」(International Camp Counselor Program Japan)というプログラムで、日本語・日本文化と組織キャンプについての学びをボランティアを通して行います。元気いっぱいの「けいけいリーダー」です。

 台湾紹介プログラムは大盛り上がりでした!サマーキャンププログラム全般のサポートや海外ボランティアや高校生リーダーと一緒にキャンプを盛り上げてくれています!
 オフの日に「陣馬の滝」に出かけました。観光などに出かけ、日本の文化も感じてくれています。

 8月14日までよろしくお願いいたします。笑顔・元気・つながろう富士山!
富士山YMCA金井・三上

2025年7月30日水曜日

海外ボランティア大活躍!

 今年は、世界のYMCAからリーダーが大集合です。アイルランド、インド、コロンビア、台湾から来てくれました。7月中旬に富士山YMCAに到着、8月1日からのサマーキャンプに向けて、プログラムの練習、下見などを行ってきました!

【富士山ハイク】
 富士山は、海外の皆さんも興味津々「幕岩」「西臼塚」のハイキングに行ってきました!標高も高いので清々しい風が吹いていました!


【プログラム体験】
 日本の昔からの伝統的な玩具「竹の水鉄砲」を作りました。作った後は、びしょ濡れになるまで遊びました!また、漁獲量日本一のニジマスつかみ取りも行いました~暑い夏は水遊びで乗り切りましょう!



【チームワークづくり】
 野外炊飯やモルックなど、作業や遊び、安全というだけではなく、みんなのチームワークが出来上がってきましたね!


 8月1日からのサマーキャンプで皆さんをお迎えいします!子どもたちやリーダーとともに、彼らの学びと成長、良い出会いの場になることを願っております!

えがお・元気・つながろう富士山
富士山YMCAマシュー、ジェニ、カロリーナ、けいけい、あびすけ、おはな

2025年7月5日土曜日

【活動報告】「富士山きっずデイキャンプ~木と親しもう~」のご報告

2025年6月29日(日)、小学1年生から5年生までの子どもたち6名が参加する日帰りプログラム「富士山きっずデイキャンプ」を開催しました。


木に登って、空に近づく ― ツリーイング体験

朝の緊張した表情とはうらはらに、いざロープを使った木登り(ツリーイング)が始まると、子どもたちの顔には笑顔が。

最初は「ちょっと怖い…」と話していたお友だちも、スタッフのサポートを受けながらコツをつかむと、すいすいと木を登っていきました。中には12〜13メートルの高さまで登る子もいて、大きな達成感に包まれていました。


みんなで転がす!? アイスクリームづくり

昼食後は、みんなでアイスクリームづくりに挑戦!

専用のボールに材料と氷を入れて、チームで休まず転がし合いました。

「ちょっと重いよー」「次お願い!」と声をかけ合いながらパスを繰り返すうちに、自然と協力の輪が広がっていきます。

氷や水で濡れた床を拭いてくれるお友だちもいて、みんなでつくったアイスクリームの味は格別でした。

チームで挑むゲームタイム!

午後は、コーンホールやモルックといったアウトドアゲームにも挑戦。

初めての道具に戸惑いながらも、少しずつルールを覚え、チームで力を合わせて真剣勝負。歓声と笑顔が絶えない時間となりました。

木の上の空気、みんなと力を合わせて作ったひんやりアイス、そして一緒に笑ったゲームの時間。

この一日が、子どもたちの心に残る楽しい初夏の思い出となっていたら嬉しいです。


次回のプログラムも、ぜひご期待ください!


富士山きっずデイキャンプ
ディレクター 金井 淳(あびすけリーダー)